初、能楽鑑賞
丁度1年前、三田屋本店内にある能楽堂で、狂言を初鑑賞。
今まで、能とか狂言とか格式ある物には全くの別次元で生きてきた。
そんな素人の私でも知ってる野村萬斎さんと、息子さんが出られるらしい。
友人の『観た事無いもの観に行こう!』という何かのキャンペーンのような誘い。
それでも『私、観ても分からんかも‥』
と渋る私に『同世代の人間が死ぬほど頑張ってる芸。間近で観たら人生観変わるかもよ』
なるほど。お供しましょう。
当日、三田屋本店に行くのも初めての私はちょっとドキドキ。
広い、本当に広い店内から、ライトアップされた綺麗なお庭と、格式高そうな能舞台。
松明も焚かれ、とても幻想的。
お席には、さじき席と、レストラン席の2種類があり、私たちは、レストラン席。
さじき席は、能舞台からとても近い席で見る事が出来て、観劇後にレストランで食事付き。
レストラン席は、さじき席の後ろに並べられた椅子で観劇です。
そして食事は当日ではなく、後日使えるお食事券が付きます。有効期限は1年間。
はじめに能楽の説明を聞いて、あらすじ?や見どころも丁寧教えて貰えるので、
素人でも何となく分かる。
笑う場面もたくさんあって、昔の人にとっては、今で言う吉本新喜劇のような感じなのかも。
そして、満を持して野村萬斎さん、ご登場!
やはり、オーラが違う。声の張り、貫禄。そして所作がとても美しい。
素人にも、凄さと大御所感は伝わってくる。 流石、伝統芸能の一任者、ブラボーです。
秋の芸術鑑賞出来ました。ありがとうございます。
これからも死ぬほど頑張って下さい。
同世代として応援してます。私なんかに言われたくないでしょうけど。
1年寝かせたランチ
去年のお食事券! 忘れていた訳では無いのですが、期限ギリギリになって、
ランチで頂くことに。やった〜!
お食事券で頂けるのは、『黒毛和牛ヘレステーキ 100g』 お値段¥7700円!
能鑑賞+お食事券で¥12000円だから、お食事の方が全然メインって事でしょうか。
もうワクワクが半端ない。
去年は暗くなってからの来店だったので、お昼は又違う雰囲気。
窓が大きくて、景色を楽しめる。お天気も良くて、手入れされたお庭も素敵。
そしてドレスを着た綺麗なお姉さん2人のピアノとフルートの生演奏。
まさに非日常です。さっきまでバタバタと、洗濯干して、洗い物をやっつけていた私が
クラシック聴きながら、牛を食べようとしている。
はじめに、サラダ、スープ、前菜のハム(大量)が来て、
鉄板に乗ったお肉さんとご飯が登場
このお肉さんが、赤身の綺麗なお肉。それがびっくりよ!柔らかい!凄く柔らかい。
脂っぽくなく、シンプルにポン酢で頂くんだけど、それも又良い。
黒毛和牛の実力を体感できました。流石三田屋さん。
家族で食べに来たいと思うけど、お値段が‥。¥7700 家族4人 ¥7700×4‥無理。
いやいや、頑張って働いて、節約もして?『ここのお肉美味しいのよ〜』
なんてサラッとカッコ良く連れてきてあげたい。
新たなる目標ができちゃった。
私の人生観を変えたのは、能でも萬斎さんでもなく、黒毛和牛だったのか。
まぁ、想定内ですけど。
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